説明
タークス・ヘッド・マット(6L4B)は、6本4バイトのタークス・ヘッドを、ポールに巻きつけるかわりに平らに編んでマットにしたものです。より小さなタークス・ヘッド・マット(3L5B)やタークス・ヘッド・マット(5L4B)と違い、1本の紐では結べません。6と4はどちらも2で割り切れます。このように本数とバイト数が1以外の公約数をもつタークス・ヘッドは、図形が完成する前に道筋が閉じてしまうため、このマットを1本の紐で編み始めると、編み目が半分しかできていないうちに紐の先が自分の端に戻ってきます。残りの半分は2本目の紐で編み入れ、その後それぞれの紐で自分の道筋をもう一周、あるいはもう二周たどって、マットを二重、三重にします。2本の紐を使うので2色のマットに仕上げやすく、その場合は編み組みの紐の筋も外周のバイトも、2色が交互に並びます。ここで示すアニメーションでは、2本の紐がどのように編み合わさるかがわかるよう、色の異なる2本の紐を使っています。平らに置くと円形のマットになり、本数がバイト数より2つ多いため、外周のバイトの数のわりに編み組みの帯が幅広くなります。細い紐で編めばコースターや鍋敷きになり、太いロープで編めば小型ボートの舷側に吊るす平らなフェンダーになります。