ロープマットは、1本の紐やロープを、平らで丈夫な、役に立つものに変えます。そのうちいくつかは、もともと船上で使う作業用具として生まれました。マットはひと続きに閉じた編み組みで、ふつうは1本の紐で図形を結んだあと、最初の道筋をもう一周、多くの場合はそれ以上たどります。こうして面の編み目が詰まり、マットは平らに落ち着きます。船乗りは、ロープが木の縁を越えて通る場所や、滑車が甲板に当たるおそれのある場所にマットを敷き、木材のかわりにマットが摩耗を受け止めるようにしていました。今では同じ図形で、コースター、鍋敷き、テーブルマット、玄関マット、階段の踏み板用マットが作られます。大きさは、図形の種類、紐をたどる周回の数、紐やロープの太さで決まります。この一覧では、基本となるマット結びを紹介します。キャリック・マットは、コースターやバッジといった小さめの作品に向いており、オーシャン・ブレード・マットは、ロープマットのなかでもっともよく見かける2種類のうちの1つです。タークス・ヘッド・マット(3L5B)とタークス・ヘッド・マット(5L4B)は、どちらもタークス・ヘッドを平らに開いた形です。ケルト・ノットは長方形の図形で、同じ模様を継ぎ足していくと、編みマットに仕上げることができます。
注意
不完全なノットは器物損壊、怪我または死亡の原因となる場合がありますので、必ずノットの熟練インストラクターと結びのテクニックを確認してください。