必須の結びは、船の上でもキャンプ地でも家の周りでも、日常の用事の大半をこなせるひと握りの結び方です。たとえば、もやい結びは荷重の下でもしっかり保持され、それでいて簡単にほどける固定の輪を作ります。一重継ぎは二本のロープをつないで長い一本にし、ツェッペリン・ベンドは強い張力の下でも固く締まりすぎることなく、確実に保持します。物への固定には、巻き結びが杭や手すりを素早くつかんで調整も利き、ふた回りふた結びはリングやポールへのより強固な結び付けに向きます。ロープの張りを調整したいときは、ミッドシップマンズ・ヒッチが位置を動かせる摩擦結びとして働き、トラカーズ・ヒッチは簡易滑車のように働いて荷物を締め付けて固定します。本結びは荷物をまとめたり包みを縛ったりする結び方です(ただし、荷重のかかる二本のロープの連結には決して使ってはいけません)。ロープの端に結んだ八の字結びは、ロープが穴や滑車から抜けるのを防ぎます。以下に挙げる必須の結び方は、ロープの結び方の基本として他の結び方の土台となり、幅広い分野で役立ちます。
注意
不完全なノットは器物損壊、怪我または死亡の原因となる場合がありますので、必ずノットの熟練インストラクターと結びのテクニックを確認してください。