必須のキャンプ用の結び方は、テントの設営やタープ張りから、道具を地面や動物から遠ざけておくことまで、キャンプ地づくりの全般をカバーします。ミッドシップマンズ・ヒッチはガイライン(張り綱)に調節できる輪を作り、スライドさせて張りを調整し、決めた位置でしっかり保持します。リッジラインには自動ロック式トラカーズ・ヒッチが滑車のように働き、二本の木の間でロープをぴんと張ります。そのロープの一端は逆もやい結びで最初の木に固定し、反対側はシベリアン・ヒッチで留めます。シベリアン・ヒッチは、手袋をしたままでも一回引くだけでほどける結び方です。仕上げにふた結びで留めれば、シェルターは一晩中持ちこたえます。地面から離れて眠るには、引き解け式にしたベケット・ヒッチで、ハンモックの端の輪を二本の木に渡したストラップにつなぎます。朝には、ウッドランド・ジップタイで寝袋や寝具をひとまとめに縛り、引くだけで緩む束にできます。シェルターのほかにも、三脚縛りで三本のポールを束ねれば、洗面器やランタン用のスタンドになります。ここで紹介した代表的なキャンプ用の結び方と以下の一覧は、キャンプ地をより快適にし、役立つブッシュクラフトの技術を増やしてくれます。
注意
不完全なノットは器物損壊、怪我または死亡の原因となる場合がありますので、必ずノットの熟練インストラクターと結びのテクニックを確認してください。