止め結び継ぎ
( 死ぬ結び | オーバーハンド・ベンド | ABOK #1410 )
使い方
止め結び継ぎは二つのロープを繋げるための結び方です。クライミングやスポーツ登山に使用されますが、最も簡単な結び方の一つであることから、日常生活での用途も多種あります。米国では「ヨーロッパ式死の結び」というニックネームで呼ばれているにも拘わらず、止め結び継ぎは懸垂下降において強みを発揮します。この結び方は引張軸からオフセットされているため、他の結び方に比べ、粗い表面においてより滑りやすくいのです。サイズが小さいほかに、この特徴はロープの回収時に岩の先端、裂け目、下降器に引っかかりにくいというという部分で効力を発揮します。下降時のロープの引っ掛かりはクライマーにとって深刻な危険となる可能性があるので、結び方が簡単という事に加え、それらの優位性がこの結び方の人気に繋がっています。ある情報源によると、使用にあたり、ロープの端を極めて長めに残すこと(50センチ以上)、結び目は四方の子なわ全てを引っ張り、完全に締めて注意深く結う事に注意を施すこと、軽めの懸垂下降のみに適用することが推奨されています。
注意
不完全なノットは器物損壊、怪我または死亡の原因となる場合がありますので、必ずノットの熟練インストラクターと結びのテクニックを確認してください。
別名
ABOK