ボート用の結び方は、カヤックやカヌーから、ヨット、モーターボート、大型の船まで、あらゆる船で活躍し、係留、錨泊、リギング、帆の操作といった船上の仕事をカバーします。水の上では、風や潮流、揺れる甲板に耐えてロープが確実に保持されなければなりません。クリート結びはハリヤードや係留ロープを甲板のクリートに固定し、もやい結びはシートをジブの角に結び付けたり、固定された輪を杭に掛けたりするのに使われます。ロープの端に結んだ八の字結びはストッパーとして働き、滑車や導索金具からロープが抜けるのを防ぎます。錨結びはアンカーロープを錨に固定し、錨泊中に船が揺れても緩みにくい結び方です。一重継ぎは太さの異なる二本のロープをつなぎます。ウインチの上でシートが荷重を受けたまま動かなくなったときは、ローリング・ヒッチで張り詰めたロープをつかみ、テンションを逃がすことができます。ここで挙げた必須のボート用の結び方をはじめ、以下の一覧にある基本の結び方を覚えれば、水の上でどんな船でも自信を持って扱えるようになります。
注意
不完全なノットは器物損壊、怪我または死亡の原因となる場合がありますので、必ずノットの熟練インストラクターと結びのテクニックを確認してください。